結婚のため、転職を希望する!

09.14.2020 · Posted in

30才になろうという頃、結婚も意識していました。しかし、今の年収では相手のご両親も良い顔をしてくれませんでした。今の仕事を続けていても、収入が上がりそうにないと感じていました。それどころか、書籍の販売の仕事をしていたので、この業界は年々売上は減少していくだろうなと予想しており、やはり時代はペーパーレス化が進んでいくだろうと不安でした。

例えば、書籍は電子書籍にどんどん変わっていくでしょう。しかし、転職に踏み切れずにいました。今の仕事はプライベートタイムがとても多いからです。趣味の海外旅行がすごく楽しめやすいのです。しかし、年収を増やすために、食品会社に転職することにしました。休日が少ないそうで趣味の旅行は出来ないと覚悟を決めました。

面接では、明るくて社交的な面接官にあたりました。こんな雑談で時間をつぶしていいのかと思うくらい、仕事に関係のない趣味の話をして盛り上がりました。一次面接の試験でも、すぐに面接官が採点するのですが、私がわからなくて空白にしていたところを「仕方がないな。」と言って面接官自らが、書き込んで点数を上げてくれたりしました。こんなに自分を合格にむけてサポートしてくれる面接官は初めてで正直びっくりしました。

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2次面接でも、明るくて社交的な面接官で、同じようにおしゃべりしていればいい感じかと思いました。しかし、しだいに面接官の顔色が曇ってきて、注意をされたりしました。私は油断して調子に乗り過ぎたと深く反省しました。結果はなんとか転職に成功しました。仕事は食品関係の営業で、すごく忙しいという訳ではありませんでしたが、休みは取りにくかったです。

前の職場は有給休暇を土曜日、日曜日の前後に取って、海外旅行を楽しもうとしていたのですが、今の職場は無理だとあきらめました。あこがれの海外は何年先になるだろうかと思っていました。しかし忙しいのを頑張ったおかげで徐々に収入面は上がっていき、結婚相手のご両親も満足されて、無事に結婚することができました。

結婚してまもなく、なんと海外に転勤になる話が来ました。私は喜んで受け入れました。海外に行く事をあきらめていたのに意外でした。しかも、数ヶ月後に別の海外の支店に行ってくれないかと言われて、望外の喜びで引き受けました。入社して仕事をがんばってきて良かったと思いました。

こんなに早く認められるとは思いませんでした。同僚や先輩に、以前の職場に勤めていた頃に、よく海外旅行に行っていた話をしたのも、少なからず好転したきっかけのような気がします。転職後は、収入が一番変わりました。海外を楽しむところは相変わらず変わっていません。趣味で海外に行くか、仕事で行くかの違いです。

収入が上がっていくというのは、とても気持ちの安定につながります。以前の職場だと、この業界はダメだとか、頑張っても給料に反映されないとか、そんな気持ちだったので、やる気を出すのが大変でしたし、とても疲れました。ストレスも相当なものでした。いつか会社が倒産し、自分たちは失業するというには、大変な不安でストレスで、夜もよく眠れない時ありました。しかし、今は食欲もすごくありますし、ぐっすり眠れてよく朝には気持ちよく起きられます。

将来の先の先まで明るい感じがして、とても気分がいいです。結婚したのも気持ちの充実感につながっています。子供も生まれて責任感が心地よく感じます。子供がいる、というのは大きな力になります。生活も大きく変わりました。食事や起床時間や就寝時間など規則正しくせざるを得なくなりました。転職をして本当によかったと思います。こんな自分を採用してくれた会社、面接官の方々に感謝の言葉以外ありません。